こんにちは!
今回は「新しい環境/仕事が不安な時の対処法」について、私がよくやっているやり方をご紹介します。
自分でいうのも何ですが、私はかなり悲観的な思考の持ち主でして、
次のプロジェクトは大丈夫だろうか…
怒鳴られたり忙殺されたりして、地獄の日々が続くのでは…
と常に不安と戦いながら仕事をしています。
転職時はマジで不安でしたし、転職後も新しい仕事をやることになる度に猛烈な不安と戦っています。
私みたいに内向的な人も多いと思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。
では、早速行きましょう!
はじめに
以前、「馴染みのない仕事をなんとかこなす方法」という記事を書きました。
そちらはどちらかというと、
全く未経験で、右も左もわからない仕事が降ってきた!
といったスキル面での対処法がテーマでした。
今回の記事では、スキル面というよりも、
怒鳴られたり忙殺されたりして、地獄の日々が続くのでは…
不安で夜も眠れない…
といったメンタル面での対処法がテーマになります。
私が実践している「新しい環境/仕事が不安な時の対処法」ですが、3ステップで構成されています。
これは、私が自己流で編み出したというよりも、
- ゼロ秒思考のゼロ秒メモ
- 道は開ける
- 7つの習慣
といった名著で紹介されている方法を、組み合わせたものです。
では早速、ステップ1から始めましょう!
ステップ1:とにかく不安を紙に書き出そう
新しい環境/仕事が不安な時の対処法ですが、まずは自分が何に不安を感じているのかを可視化しましょう。
とにかく紙に書きます。
頭に思い浮かんだことを徹底的に紙に書き殴ります。
例えば、紙に書いているときに、
Aが不安だ
Bが怖い
他にあるかな?
と考えたのなら、「他にあるかな?」という逡巡の部分も紙に書きます。
いざ書こうとしたら、全然思い浮かばない
と考えたのなら、「いざ書こうとしたら、全然思い浮かばない」という感情部分も紙に書きます。
とにかく、頭の中で考えていることを徹底的に紙に書き出します。
これを制限時間を付けてやります。早ければ1分、長くても10分で〆切を設定します。
もし書き足りないと感じても、制限時間が来たら次の工程に進みます。
これをやってみるとわかると思いますが、不安なことや頭の中の考えを洗い出しただけで、かなりストレスの減少が感じられます。
このステップが終わりましたら、次に進みましょう。
ステップ2:自分自身に問いを投げて再び紙に書き出そう
前のステップで自分の不安や頭の中の考えを紙に書き出したら、次に以下の質問を自分にぶつけましょう。
- 考え得る最悪のケースは何か?
- その最悪のケースが発生する確率はどのくらいか?高いのか低いのか?
- その最悪のケースが発生したとして、何か致命的なことがあるのか?
- 逆に、今回こういう機会があって良かった/不幸中の幸いと思う点は何か?
上記のそれぞれの問いに対して、自分の回答を紙に書き殴っていきます。
こちらも時間をかけてはいけません。早ければ1分、長くても10分で〆切を設定します。
もし書き足りないと感じても、制限時間が来たら次の工程に進みます。
つまり、ステップ1とステップ2は、どんなに時間をかけても1時間で終わることになります。
ここまで来たら、だいぶ不安な状態が変化しているはずです。
不安な気持ちは拭えなくても、
ぼんやりとした不安から、明確な不安に変わった
対策も具体的に考えられるようになった
となり、頭がかなり整理されてストレスが減っているのでは。
ステップ3:書き出した紙を毎日音読しよう
最後のステップですが、書き出した紙を毎日音読しましょう。
とにかく、可視化した現在の状況を、
- 最悪のケースが起きたらどこまで問題があるのか
- 逆に良い点/不幸中の幸いは何なのか
を自分の中に刷り込ませるイメージです。
人間は、良いことよりも、不安なことの方を優先して考えてしまいます。
これは生存本能なので仕方ありません。
しかし、何度も書き出した紙を音読していると、
悪いことばかりではなく、良いこともあるなぁ
と、良いことと不安なことをフェアに比較できるようになってきます。
これをすることで、かなり冷静に状況を判断できるようになっていきます。
注意が必要な点
今回ご紹介した方法をより効果的に行うため、注意が必要な点を何点かご紹介します!
将来からの視点が大事
紙に頭の考えを書き出すときは、「今」の観点だけで考えず、「10年後」「死ぬ間際」という観点でも考えるのをオススメします。
新卒の子で、
失敗したら怒られるだろうし嫌だな…
と感じている人は多いと思います。
その気持ちに嘘はないでしょう。
けれども、「今」の観点だけで考えず、「10年後」「死ぬ間際」という観点でも考えると、
でも、失敗して怒られない新卒なんて存在しないじゃないか?
10年後には笑い話になるでしょ
と考えたり、
むしろ、今回チャレンジせずにダラダラ仕事を続けてたら、仕事ができない人になってしまい、将来もっと苦しむことになるかも…
死ぬ間際に「何でチャレンジしなかったのか」と後悔することになるかも
と考えたりできるようになるかもしれません。
落ち込んでいるときはどうしても直近のことに目が行きがちなので、意識的に長期的な視点を持つことをオススメします!
本当に危険な状態のときは
ご紹介したアプローチを取ることで、
不安だけど、チャレンジしてみるか!
と前向きになれば最高です。
一方で、
冷静になって考えても、本当にヤバいな…
と思ったのなら、もはやそれは仕事を回避する以外に手はありません。
そういった場合は速やかに転職など回避行動をしましょう。
以前、転職について記事を書いておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
オススメの書籍
今回の記事に関連したオススメの書籍は以下の通りです。
『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレ-ニング』
『道は開ける』
『7つの習慣』
おわりに
いかがでしたでしょうか?
お仕事の参考になれば幸いです!
なお、具体的な私のケースをご紹介した記事を作成しましたので、そちらもご覧いただければ幸いです!