こんにちは!
今回は、Googleの「検索方法」のコツについてご紹介します!
Google検索は、企業だろうと公務員だろうとリサーチの基本です!
ただ、公務員は全体的にここら辺のテクニックに疎い人が多い印象なので、オススメの使い方を紹介していきます!
なお、今回はあくまで「検索方法」についてご紹介しますので、「WEB検索リサーチ」のコツについては、以下の記事をご覧ください。
画像検索 / 動画検索
検索結果ページで「画像」タブ、「動画」タブを選ぶと利用できます。
Google検索ではじめから用意されている検索ですね。
公務員は文字文化だけど、やっぱりイメージを掴むにはビジュアルを見るのが一番です。
私は、人事異動の際に、引継資料を読みながらひたすら画像検索してイメージを掴んでましたねー
ニュース検索
検索結果ページで「ニュース」タブを選ぶと利用できます。
こちらもGoogle検索ではじめから用意されている検索ですね
通常の検索では雑多なページも入ってくるので、ある程度権威のあるニュース記事を探したいときは、ニュース検索を使います。
一方で、企業のHPなどでも重要な情報が載ってたりしますが、ニュース検索を使うとそれらが検索に引っかからなくなるので、使い分けは重要です。
完全一致検索
「DOCOMO」 と普通に検索すると、docomo といった類語もヒットしますが、「“DOCOMO”」と「”」で囲んで検索することで、完全一致するもののみを検索します。
これが完全一致検索です。
私が公務員だったときは、通知を検索する時に完全一致検索を使ってました。
単純に 薬生発XXXX第X号 と検索してもヒットしないのに、 “薬生発XXXX第X号” と検索したら出てくる、といったことはよくあります。
NOT検索
例えば、広島県の府中市を調べたくて、 府中市 と普通に検索しても、東京の府中市がヒットします。
そういう際は、 「府中市 -東京」 とマイナスをつけて検索することで、広島の府中市に絞って検索できます。
これがNOT検索です。
最近では、楽曲とかの名前に「インフルエンサー」といった名前が付いているので、それを除きながら検索するときにNOT検索を使います。
OR検索
ORで挟んだ検索キーワードのいずれかにヒットしたページが出てきます。
例えば、「内閣府 OR 内閣官房」といった感じです。
OR検索が真価を発揮するのは、AND検索など他の検索と組み合わせるときです。
例えば、薄型テレビの年間販売数を調べるとき、
「販売数」で検索したらいいの?
「出荷数」で検索したらいいの?
と思ったら、
- 「薄型テレビ 販売数 OR 出荷数」
- 「薄型テレビ ”販売数” OR “出荷数”」
とかで検索したらOKです。
サイト内検索
特定のサイト内で検索したいと思ったことはないですか?
その時は、「site:」 を使えばOKです
例えば、
食費の統計を調べるため、総務省のサイト内で検索したい!
と思ったら、
- 「食費 site:https://www.soumu.go.jp/」
で検索しましょう!
ワイルドカード検索
調べる対象が曖昧な時に使える検索です。
曖昧な部分に、*(アスタリスク)を使います。
例えば、
GDP計算する統計の名前って、産業なに表だっけ?
と思ったら、
- 「産業*表」
で検索すると、「産業連関表」がヒットします。
正直、実務ではあまり使うときはないかなーと思ってたりしますが・・・
場所指定検索
エリアを指定して、そのエリアの情報を検索できます。
「location: 」で指定します。
例えば、
地元の有名農家の記事を探したいなー
と思ったら、
- 「有名農家 location:島根」
とかで検索すればOKです。
これは地方公務員の方は使うタイミングがたくさんあるのではないいでしょうか?
ファイル形式指定検索
「filetype:」を使うことで、ファイル形式を指定して検索することができます。
特に公務員の資料は、PDFの形式で公開されていることが多いので、
- 「選挙制度 filetype:pdf」
で検索したら、調査資料などがたくさん出てきます。
キャッシュ検索
「cache: 」を使うことで、キャッシュページを検索することができます。
皆さん、検索ページを開いたのに、
ページが消えている!
という経験をしたことはないですか?
その場合はキャッシ検索を使うことで、消える前のページを見ることができる時があります。
ちなみに、キャッシュ検索の他に、「Wayback Machine」というサイトを使うと、公開が終了したWebページを確認できます。
おわりに
以上です!
ぜひ普段のお仕事で使ってみてください!