内部

【悩んでいる人へ】パワハラをどう乗り切るか

こんにちは!

今回は「パワハラをどう乗り切るか」をご紹介します。

公務員は非常にストレスフルな仕事なので、怒られすぎて精神的に疲れている人も多いと思いますが、ぜひ参考にしていただければと思います。

では、早速行きましょう!

はじめに:「然るべきところに行く」が一番大事

はじめに言っておくと、パワハラを受けたら、会社の人事部や労働基準監督署など、然るべきところに速やかに申し出るべきです。
それが一番大事です。

一方で、

悩める人

「パワハラと感じたらさっさと相談しよう」とは言われるけど、実際問題としてそんな簡単には相談できないんだよなぁ…

と思っている人は多いでしょうし、私もその気持ちはわかります。

また、「これってパワハラなのかな?」と判断が難しいときもあり、そういう時は、

悩める人

パワハラでないのに「パワハラだ」と過敏になったら、逆パワハラになるかも…

と考えて動けなくなってしまいます。

さらに、これはパワハラだろうと概ね確信しても、

悩める人

社内での自分の立場が悪くなるのでは…

と不安に思ってしまい、なるべくトラブルを避けたいと考える人も実際います。
パワハラを受けている時は、精神的に余裕がなくて、冷静に考えられなくなりますしね。

なので、「パワハラを受けたら然るべきところに申し出る」が一番大事という前提のもと、それ以外の対応策について、私もやっていたものをご紹介します。

では見ていきましょう!

色んな人に相談しておく(根回し)

色んな人に根回ししておくことは大事です。
特に、パワハラかどうか判断できない時は、色んな人に相談して反応を見ましょう

仲のいい先輩に「愚痴」のていで、

悩める人

先日上司にこんなこと言われたんすよ…

マジしんどいですわ…

と言ってみましょう。

その反応が、

先輩

頑張ってるねー!

俺も新人の頃よく同じこと言われたから気持ちわかるよ!

なのか、

先輩

え?それって少しマズくない?

なのかによって、パワハラに当たるかどうかがなんとなく分かります。

人事に仲のいい人がいるなら、ランチに誘ってみてもいいでしょう。
より客観的なコメントをもらえる可能性があります。

あらかじめ相談していると、周りの人も気にかけてくれるので、パワハラが進行したときに、助けを求めやすくなります

気軽に録音しておく

パワハラを受けている時は、その証拠を残しておきましょう
怒鳴られている時は、とりあえず録音しておくくらいで良いと思います。
理不尽な怒りのメールが来た時は、そのメールをプリントアウトして保存しておいてもいいですね。

パワハラの相談を受けた際に、私はよく、

録音して証拠を残しておくといいよ!

とアドバイスするのですが、

悩める人

そんな大ごとにしたくないですよ…

と返答してくる人が多いです。

そういう人たちは、「録音して証拠を残す」=「その証拠を必ず人事などに提出する」と勘違いしていますが、これは間違いです。

大ごとにしたくないのであれば、「録音して証拠を残しつつ、それをどこにも提出しないで自分で持っておく」という選択肢を取ればいいだけです。

大事なのは、「お守り」を持つことです。
つまり、録音しておけば、

怒られている人

パワハラの証拠はもう押さえてあるから、こっちがその気になったら、人事に提出することもできるんだぜ

と心の中で考えることができて、それが精神安定につながります。

筋トレで筋肉がついてくると、上司に怒られても、

怒られている人

俺が本気を出せば、いつでもボコボコにできるんだからな

と考えて精神的に落ち着くらしいです。

それと全く同じ原理ですね。

ちなみに、

悩める人

勝手に録音することは犯罪じゃないの?

と不安に思う人がいるかもしれませんが、犯罪ではありませんのでご安心ください

ただし、あくまで「パワハラからの自衛のための録音」であれば犯罪ではありませんが、監視のためにプライベートの会話を録音するといった行為は犯罪とされる可能性がありますので、適切な目的で録音しましょう。

録音が犯罪になるかどうかについては、こちらの記事が参考になると思います。

プレジデント・オンライン「職場で”会話をこっそり録音”はアリなのか」

https://president.jp/articles/-/28735

簡単な想定問答を作っておく

人間は、予想していなかったことが起きると大きいダメージを受けます。
頭が真っ白になってしまいますし、トラウマになってふとした瞬間にフラッシュバックすることも多いです。

なので、あらかじめ様々なパワハラのパターンを書き出し、

悩める人

こう言われる可能性があるのでは。

こう怒鳴ってくる場合も考えられるな。

シャドーボクシングをしておきましょう

一度想像したことがあるシチュエーションなら、ダメージは比較的少なくなります。
デール・カーネギーの『道は開ける』においても、「最悪の事態を想定する」ことの重要性はかなり強調されています。

この手法のいいところは、そのまま認知の修正に繋がることです。

人間は、怒られたり怖い思いをすると、

悩める人

今度もまた怒られるのでは…

と常に不安を感じるようになってしまいます。

そんな中、

悩める人

こういうことで怒鳴られるのではないか

と簡単な想定問答を作っておくと、怒られなかったときに、

悩める人

意外と大丈夫だったな。

気にしすぎだったか。

と記録をつけることができるので必要以上に不安を持たなくなっていきます

実際私も、記録をつけ始めるとかなり精神的にラクになりました。

オススメの書籍

今回の記事に関連したオススメの書籍は以下の通りです。

『道は開ける』

おわりに

いかがでしたでしょうか?

お仕事の参考になれば幸いです!